びーあんびしゃす

プレイ日記やら日々の感想やら

(ネタバレ有)プリリズRL45話感想

◎45話
ヒロさまァァァァァンンンンンお前ッッッッッッッッッッごめん最初の頃奇抜なよくわからん悪党だなと思ってて…立派になって……。
 
ヒロさま、はじめのほうは奇抜な行動を繰り返すヤンホモみたく歪んでたんですけどここにきて株がはねあがりました。ヤンホモ呼ばわりは失礼だわ。いじらしい可愛いでもカッコいいアイドルだった。
 
べるをもうこれ以上傷つけたくないっていう気持ちから、自分の過去を公に明かしてアイドルを降りようとするその決心。かっこよかった。べるへの気持ちは庇護欲よりも何だろうな……同じ「持っている人間」同士の高みにいる感じ。自分の人生の意味をあの年ですでに悟っていて、恋愛よりも大切な信念があるもの同士なんだろな。だから恋愛にならないんだろう…。
いつも気取ってて詐欺ってるような言動を繰り返しているけれど、本心はアイドルという職業への真剣さで溢れてるんだね。こういう真摯さが報われる内容でよかった、、。
 
39話で、ヒロが温泉から突然出てきてPRIDEがチャカポコ流れ始めるから爆笑しちゃってたんだけど、ヒロはこの回でアイドルとしての自負をきちんと語ってるんですよね。
 
女にキャーキャー言われてチャラ男アイドルかよとカヅキに責められたときの、
アイドルを甘く見るなよ。才能を大勢の人のために使わないお前らは中途半端だと返してるシーン。
 「何万と言う大観衆の期待に応えようという勇気だ
生半可な気持ちじゃ一瞬でプレッシャーに押し潰されるぞ、真の勇者でなければ真のアイドルにはなれない」
 

って台詞が彼のこれまでアイドルとして活動してきた経験と覚悟を表してるし、至極全うなことを言ってるしで胸に響いた。才能を持っている人間としての責任や周りからの期待を身に染みてよくわかっていてスゴい。

こういう、自分が他人に及ぼす影響力を理解した上でステージにたって赤の他人であるファンを笑顔にする仕事をやってる人たちには敬意が湧く。

 
 
あと、ずっとファンに与えてばかりのように思えたアイドル業も、ファンの声援がアイドルの背中を押すという描かれ方してて嬉しかったな。
ガヤに「アイドルなんてそんなもんだよぉ!」ていうやつ入っててガチすぎて笑っちゃったけど。
ファンのラブコールでもう一度舞台にたって歌ったヒロ最高に輝いていたわ…あなたは本当に「アイドル」ね。


ヒロもべるも、毒親といえば毒親の元に生まれてきた運命の子供なんですけど、ステージにたつことの大義と自分の生きる意味をもう悟っている辺りとかあの年頃でなんてしっかりしてるんだと思うし、何だかんだ親を憎んでいない純朴さに泣けます。毒親だろうとなんだろうと親に認められ愛されたい欲求は生物として湧いてくるからな。
彼らの大衆の莫大な期待に押し潰されることなく自分でもっと高みを目指していく役割を担おうとする真摯さ、報われてほしいです。
 


 
そしてジュネ様。ジュネ様は氷室主宰が好きなんだよな。仁のせいで熱愛報道勝手に作られ騒がれて、純愛が汚されたのめちゃおこなんすけど。
てか仁なんなの?あそこまで高い地位に登り詰めたのも全てコネや賄賂?折角の才能が台無しなんですけど。なぜあそこまで歪んでしまったのだ。
 
お前首絞めるぞ!!!
 
と思いましたが仁の父親と聖の母親は愛人関係なんだそうで。ここまで家族環境が重視される作品で仁が家族から受けた影響がないわけないし、歪みはきっとそのへんにあるんだろう。
 
仁はここまでひどい行いしてるのに経営者としてまたシュワルツローズに君臨してるのは何故?経歴汚れてても頭よければ何でもできるってか?